セルフホストしているサービスまとめ【2026年版・UGREEN NAS】

時間とお金を節約するため、いくつかのサービスを自宅でセルフホストしています。

この記事では、2026年7月現在、実際に使っているサービスをまとめます。構成や使用状況が変わったら、今後も定期的に更新していく予定です。

動作環境

サーバーには、UGREENのNAS「DXP2800」を使っています。

電気代を気にして2ベイモデルを選びましたが、今となっては4ベイモデルにしておけばよかったと思っています。次に買い替えるときは、たぶん4ベイにします。

Dockerコンテナやシステム関連のデータはSSD上で動かし、ファイルの保存には24TBのHDDを2台使用しています。HDDはRAID構成にしており、容量よりもデータの保護を優先した構成です。

それなりの数のアプリを動かしているつもりですが、CPUの遅さが気になる場面はほとんどありません。さすがIntel N100です。

外部から自宅のサービスにアクセスするときは、基本的にTailscaleを使っています。



Vikunja

タスク管理アプリです。

「Google TasksやTodoistで十分では?」と思っていたため、しばらく導入していませんでした。しかし、実際に使い始めてみると、かなり便利でした。

シンプルで、必要以上に機能が多くないところが気に入っています。また、APIを利用できるのも便利です。Google Tasksなどでも似たようなことはできるかもしれませんが、セルフホスト環境から扱いやすいのは大きなメリットです。

AndroidではTaskerと連携し、未完了のタスクをホーム画面のウィジェットに表示しています。

さらに、ダッシュボードアプリのHomepageにも、APIを使って未完了タスクを表示しています。派手な機能ではありませんが、毎日目に入るので地味に便利です。

Jellyfin

動画や音楽を管理・再生するために使っています。

私は「死ぬまでYouTubeは見ない」と決めているので、動画を見るときは基本的にJellyfinを使っています。

自宅ではGoogle TV StreamerにJellyfinアプリを入れて視聴しています。操作も簡単で、かなり便利です。

特に、2倍速再生ができるところが気に入っています。また、動画だけでなく音楽も再生できるため、メディア管理をある程度まとめられるのも便利です。

Kavita

主にEPUB形式の本を読むために使っています。

日本語の縦書きEPUBに対応したセルフホスト型の読書アプリは、2026年7月時点では、Kavitaが数少ない選択肢だと思います。

標準のフォントはあまりきれいではありませんが、日本語フォントに入れ替えれば、それほど違和感なく読めます。

少し気になるのは、本を開くまでに時間がかかることです。

Androidでは、現時点で満足できる専用クライアントが見当たらないため、Webアプリとして使っています。それでも、読書アプリとしてはかなり実用的です。

Komga

PDFや漫画を読むときは、ほぼKomgaを使っています。

EPUB以外の形式については、KavitaよりもKomgaのほうが使いやすいと感じています。

KavitaとKomgaは用途を分けており、EPUBはKavita、PDFや漫画はKomgaという使い方に落ち着きました。

Audiobookshelf

MP3などのオーディオブックを管理・再生するためのアプリです。

Android向けのクライアントアプリがAndroid Autoに対応しているため、車の中でも使いやすいのが便利です。

オーディオブックを自分で管理したい人には、かなり使いやすいサービスだと思います。

Immich

Google フォトやAmazon Photosの代わりとして使っています。

写真や動画を自宅のサーバーに保存しながら、スマートフォンから見やすく管理できます。

体感では、Google フォトやAmazon Photosよりも表示が速いように感じます。写真を探したり一覧表示したりするときの動作も軽快です。

AdGuard Home

DNSレベルで広告や不要なドメインをブロックするために使っています。

ブラウザの拡張機能よりも自然に広告をブロックでき、Androidなど、ブラウザ拡張を使いにくい端末でも有効なのが大きなメリットです。

個人的には、セルフホスト環境ではほぼ必須だと思っています。

広告だけでなく、YouTube、X、Yahoo!ニュースなど、自分が見たくないサービスも登録してブロックしています。広告を減らしながら、時間を奪われやすいサイトにもアクセスしにくくできるので、一石二鳥です。

Paperless-ngx

書類を管理するために使っています。

取り込んだ書類を自動でOCR処理してくれるため、あとから文字で検索できます。

紙の書類やPDFをまとめて管理できるので、「どこに保存したか分からない」ということが減りました。

Portainer

Dockerコンテナを管理するためのアプリです。

必須ではありませんが、ブラウザ上からコンテナの状態を確認したり、再起動したりできるので、あると便利です。

Uptime Kuma

サーバーや各サービスの稼働状況を監視するために使っています。

サービスが正常に動いているかを一覧で確認できます。これも絶対に必要というわけではありませんが、あると安心です。

Home Assistant

スマートホーム機器や各種データをまとめて管理するために使っています。

エアコンや照明などを操作するだけのアプリだと思われがちですが、実際には想像以上に多くのことができます。体重計や睡眠時間などのデータも連携できます。

私は毎日の体重を記録し、そのデータをAndroidのウィジェットに表示しています。

自動化の自由度が高いため、使い方を考えるのも楽しいサービスです。

Wallos

サブスクリプションを管理するためのWebアプリです。

正直なところ、なくても困りません。ただ、契約しているサービスや料金、更新日を一覧で確認できるため、あると便利です。

不要なサブスクリプションを見直すきっかけにもなります。

LubeLogger

車の燃費や整備履歴を管理するためのアプリです。

給油記録から燃費を計算したり、オイル交換や点検などの履歴を残したりできます。

これも必須ではありませんが、車の情報をまとめて記録しておきたい人には、なかなか便利です。

Nextcloud Calendar

Google カレンダーの代わりとして使っています。

特別に変わった機能があるわけではありませんが、一般的なカレンダーとして問題なく使えます。

「普通に使える」ということが、この種のサービスでは一番大切なのかもしれません。

SearXNG

Google検索の代わりとして使っています。

私の場合は、ニュースサイトやYouTubeなどを検索結果に表示させないために導入しています。

Google検索とブラウザ拡張機能の「uBlacklist」を組み合わせても、似たようなことはできます。ただし、SearXNGならAndroidを含む複数の端末で同じ検索環境を使いやすいというメリットがあります。

Homepage

セルフホストしているサービスを一覧表示するためのダッシュボードです。

導入したばかりのころは、正直なところ便利さがあまり分かりませんでした。各サービスへのリンクを並べるだけなら、ブラウザのブックマークでも十分だと思っていたからです。

しかし、API連携を使い始めてから印象が変わりました。

各サービスの稼働状況や保存容量、未完了のタスクなどを、ひとつの画面で確認できます。私はVikunjaのAPIと連携し、未完了のタスクをHomepage上に表示しています。

単なるリンク集ではなく、セルフホスト環境全体の状態を確認するための画面として使うと、かなり便利です。

現在では、セルフホスト環境にほぼ必須のサービスだと感じています。


使うのをやめたサービス

FreshRSS

RSSリーダーです。

サービス自体はかなり便利でした。しかし、そもそも最新情報を積極的に追い続ける必要はないのではないかと思い、使うのをやめました。

RSSを確認すること自体が習慣になり、思った以上に時間を使っていたからです。

やめてみた結果、特に困ることはありませんでした。個人的には、やめてよかったと思っています。


便利そうだけれど使っていないサービス

Vaultwarden

Bitwarden互換のパスワード管理サーバーです。

便利そうではありますが、パスワード管理を自分で運用することに少し不安があるため、現在は使っていません。

今のところは、公式のBitwardenで十分だと感じています。

今後、運用方法やバックアップ体制をしっかり整えられそうであれば、導入するかもしれません。


まとめ

セルフホストには、管理やアップデート、バックアップなどの手間がかかります。

一方で、自分に必要な機能だけを選び、データや表示内容を自分の好みに合わせられるのは大きな魅力です。

何でもセルフホストすればよいとは思っていませんが、既存のサービスより快適に使えるものや、長期的に時間とお金を節約できるものについては、今後も積極的に取り入れていくつもりです。